2007年12月14日

愛してナイト(作・多田 かおる)

【作者】 多田 かおる
【出版】 集英社
【巻数】 全7巻

集英社より創刊の「別冊マーガレット」に掲載

とても素晴らしい少女漫画を描く作者だったが、
1999年、不慮の事故(大理石のテーブルに頭を強打)
により脳内出血にて急逝享年38歳

作者の代表作がこの「愛してナイト」である。
当時はアニメ化され、多くの子供達から注目されていた。

Story

お好み焼屋「まんぼう」の1人娘・「やっこちゃん」こと
三田村八重子はやさしくて、とても純粋な女の子。
一方ロックバンド「ビーハイヴ」のボーカリスト・加藤剛
二人の乙女チックな明るいラブストーリー。

二人のキューピット的な存在に、剛の弟「橋蔵」がいる
事を忘れてはいけない。

ヤッコちゃんと出会うのも、橋蔵の方が先出しね(笑)

この作品、人気バンドヴォーカル(後にメジャーデビュー)と
一般少女が色んな障害を乗り越えて結ばれる
超〜少女漫画的、少女漫画なのだ

正直今読むと画的には、レトロ感が全面的に迫ってくるが
(だって、剛の髪型は島大輔が金髪にして、前髪だけ
 赤く染めた様だモノ)
その、ストーリーは全然今でもイケちゃう内容になっている。

今も昔も、モテ男に好かれると言う設定は、かなり女心を
くすぐるモノなのだ(笑)

また、脇を固めるサブキャラ達がまたいいのだ。

橋蔵といい、ジュリアーノといい、ヤッコの親父といい、
もーキャラ濃すぎ!
ヤッコの親父は「名探偵コナンの毛利小五郎」の
モデルじゃないかと私は密かに思っているが(笑)

古すぎて、簡単には手に出来ないかもしれないが、
是非機会があったら読んで見て欲しい作品な〜のだ!

ニックネーム YUKI at 02:10| 愛してナイト(作・多田 かおる) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月13日

CIPHER(サイファ)( 作・成田 美名子)

【作者】 成田 美名子
【出版】 白泉社
【巻数】 全12巻

白泉社より創刊の「LaLa]にて1985年2月号〜
1990年12月号掲載

アメリカの若者を主人公とした作品で、おしゃれで
リアルな描写が人気。
緻密で繊細な絵は評判が孫く、画集も発売されている。

1980年代のアメリカを舞台にした少女漫画。
美術学校に通う少女、アニス・マーフィーと、
彼女に秘密を知られた双子の俳優、
サイファ&シヴァを中心とした作品。
二人一役のきっかけや、双子と彼らを取り巻く人々
の葛藤と自立・再生を丁寧に、細やかに綴る
アメリカ版青春白書・・・?

Story

ニューヨークの美術学校に通うアニスは、同じ学校に
通うプロ俳優兼モデルの「シヴァ」が双子の弟「サイファ」
と交互に学校へ来ていることに気付く。
アニスは周囲を欺く双子の真意を突き止めるため、
双子の家に泊まりこみ勝負を挑む。
その勝負とは「2週間で双子の見分けがつくようになるか?」
というもので、アニスが勝てば双子が真相を話し、
負ければ尊後一切詮索してはならないというものであった。
2週間でアニスは双子の見分けがつくようになっていた。
しかし、双子が自ら話してくれるようになるまで待ちたいという
思いからわざと勝負に負ける。

この勝負が縁で、アニスはやがて弟のサイファと
つき合うようになる。
一方、ひとり取り残されてしまった兄のシヴァは、街で声をかけて
きた女優の卵・ディーナに次第に惹かれるようになっていく。
だが、双子の「二人一役」は相変わらず続いていた。
サイファとディーナが一緒の仕事をすることを知ったシヴァは、
ドラマの役を譲ってほしいと弟に頼み込む。
だが、サイファはシヴァの気持ちを知りつつも、役者としての
プロ意識から仕事を譲る決心がつかない。
良心の呵責とディーナへの思慕から、早くすべてを打ち明けて
しまいたいシヴァをサイファは必死になって止める。
その間、ディーナは仕事の現場とプライベートで接するシヴァの
人格が微妙に違うことに次第に違和感と不安を感じ始める。
とうとうディーナは公衆の面前でシヴァ(中身はサイファ)に
「あなたが好きだ」と告げる。
しかし、サイファは答えを返せない。
それを「ノー」と受けとったディーナは部屋を飛び出し、
誤解が解けないままある事件が起こる・・。
そのせいで、シヴァは心をとざす。
責任を感じたサイファは誰にも(アニスにも)知らせずに
LA.へ旅立ち、双子の離れ離れの生活が始まる。

私はサイファをリアルタイムで楽しんだ。
と言っても、小学生の私には少々小難しい内容でもあった。
だが、緻密で繊細な絵に惹かれ一生懸命読んだ。

そう、噴出しの横の作者直筆の英語の台詞でさえ母に
聞きながら・・・(Thanksだったかな)

内容的には、アメリカの若者の青春群像なのだが、物語
のバックボーンが「旧約聖書」や「エデンの東」だったりと
かなりハイレベルなメッセージ性のある作品なのだ・・・

当時の私にはそんな事は理解できなかったが、大人に
なり、広く浅い知識を得た尊、読んでみたら・・・再発見だらけ
だった・・・
そして、作者が細かい部分にまで(画もそうだが内容も)
神経を使って描いていた事が、分かった!

尊読んでも、かなり新鮮に読める作品だと思う・・・

ニックネーム YUKI at 02:19| CIPHER(サイファ)( 作・成田 美名子) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白のファルーカ(作・槇村 さとる)

【作者】 槇村 さとる
【出版】 集英社
【巻数】 全8巻

集英社より創刊の別冊マーガレットにて
1987年〜1989年まで掲載

Story

アイスダンスに情熱をもやす、秋吉樹里(あきよしじゅり)は、
高校3年生の女の子・・・
怪我をしたことを理由にシングルからアイスダンスに転向した
実力NO.1の松木恵(まつきけい)とペアを組むことに…。
二人は再起をかけてMHK杯に挑み、みごと海堂を打ち負かした。
だが、世界選手権に出場するには、次の全日本選手権で
原田兄妹に勝たなければならない。
そこで、樹里と恵はフラメンコのダンスの一種
“ファルーカ”を取り入れた独創的なダンスを創ろうとする。
練習中、樹里はかつてみた海堂のファルーカが恵にダブって見えた…。
海堂と恵との関係は…?!

私は作者の書く男性の手が好きだ。
マニアックかもしれないが、綺麗過ぎず、かといってゴツゴツ
し過ぎていない・・・大きな手。

そんな、一見荒々しい大きな手が、細い彼女の腰に触れ、
軽々とリフトUP・・・
アイスダンスって・・・素敵!

今でこそ、フィギアスケートやアイスダンスを目にする事が
浅田真央などの活躍で増えてきたが、当時はあまりメジャー
なスポーツではなかった。
(メジャーだったかも知れないが、私が興味無かった)

だが、この作品に出会ってから、アイスダンスに興味が
沸き、1988年のカルガリーオリンピックの中継を羨望
の眼差しで見ていたのを覚えている。

特にアイスダンス男子の衣装は王子様タイツが殆ど
だったが、それが嫌でジーンズで出場してしまう松木恵や
ジュリエットの衣装の秋吉樹里が本当に素敵だったのだ。

恋愛漫画と言うよりは、スポ根漫画に近い・・・かも。

読めば楽しめる事間違いなし!の作品である。

ニックネーム YUKI at 02:18| 白のファルーカ(作・槇村 さとる) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

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